2018.05.24
【要約】
自分が塾で受け持っている勉強を頑張っている生徒が受験を失敗したという体験談。勉強をしている成績優秀者はプレッシャーに弱い傾向にある。先生や親に期待され続け、自分はできると言い聞かせて取り組んできた彼らは、試練と呼べる経験が少なかった。そのため、受験当日に初めて、今までよりもめちゃくちゃ高いハードルに挑まなくてはならないという結果が起こってしまった。このような事態にならないように、筆者は本番よりも難易度の高い経験をさせてから受験に向かわせるようになった。
【考察】
勉強を頑張っている成績優秀者は親も先生も安心する存在で「この子なら大丈夫だろう」と期待される存在になりがち。先生は手にかかる生徒や問題の多い生徒ばかりに目がいって、優秀な生徒は放置される可能性が多いと考えられる。勉強ができる・できないに関わらず、アプローチや対応は常に考え続けるべき。
【論点と改善策】
・勉強を頑張っている成績優秀者への対応
→普段から難易度の高い問題を解かせて、受験に向けてのプレッシャーをなくしていく。
【教訓】
・勉強ができる、できないに関係なく、子どもであるには変わらないという前提をしっかり持っておくべき。